離乳食を全く食べなかった子がモリモリ食べるようになるまで②
おはようございます。
昨日に引き続き、離乳食を全く食べなかった我が子が食べられるようになるまでの過程を書きたいと思います。
その日は初めて玉ねぎを食べさせようとしていました。玉ねぎは手作業ですり潰すのは大変なので、ブレンダーを使って作りました。しかしブレンダーを使っても少しつぶつぶ感が残ってしまっていました。この時めんどくさがらずにちゃんとペースト状にできていれば、と後で後悔することになります。
ここ1週間くらい泣かれながら時間がかかっても離乳食を食べさせられていたのですが、ずっとこれが続くとわたしも参ってしまっていて。離乳食をあげるのが最も嫌な育児になってしまっていました。後々考えるとわたしのこの気持ちが子供にも伝わって、子供も泣いてしまっていたのかなと。
よし、食べさせるぞと玉ねぎを口に持っていった瞬間から大泣き。椅子にベルトをつけて座らせていたのですが体をそらしながらの大泣き。今から注射でも打つのかと疑うくらいに。
あー、もう、ダメかな。でも食べさせなきゃな。いつまでもミルクだけじゃだめだし。離乳食、食べさせなきゃ。
この頃のわたしは頭が完全に「離乳食を毎日絶対に食べさせなければならない」という思考でガチガチになっていたんです。作った離乳食が勿体ないからというのもあるんですけど、「いつまでもミルクだけではいけない」という理由の方が大きかったです。
だからわたしは泣き叫ぶ我が子を羽交い締めの勢いで押さえて、口も無理矢理あけさせて食べさせようとしました。
もちろんそんなことをしても食べてくれるわけないですよね。余計に泣くだけなんです。
でもね、この時のわたし、諦めなかったんです。メンタルタフすぎますよね笑
泣きながら仕事に行った夫に電話しました。「子供が離乳食を泣いて食べてくれない。助けてほしい」と。夫は職場が近所だったので戻ってきてくれました。
夫に押さえてもらって、わたしは玉ねぎを口に運ぶことだけに専念しました。が、もちろん食べてくれません笑
この世の終わりほど泣き叫ぶ子供を抱きながら夫が言いました。「こんなので本当にいいの?」
今まで子育てに関してはわたしが何をしようと口を出してこなかったのすが、あまりにも泣く子供を見て思わず聞いてしまったのでしょう。
「わかった」
わたしも泣き疲れてしまいました。今日はもう終わりにしようと。ようやく諦めました。
そのままミルクを飲ませていつも通りの生活に戻ったのですが、わたしの中でこの出来事は今でもあまり思い出したくない思い出として残っています。今も書きながら胸が苦しいです。
とはいえこのまま離乳食をあげないのはだめだという思考に囚われているわたしは、こんな出来事があろうとも次の日もまた食べさせる気満々でした。
またまた長くなってしまったので、次回に続きます。
ほなまた🍠